桜の季節
どうも、ツナの煮込みです。
本日2回目の投稿ですね。
近所の桜の木がそろそろ満開になりそうです。
ということで、ひと足早い、地元での花見をしてきました。
私はあまり詳しくないのですが、手前の満開のものは枝垂れ桜ですかね?
ソメイヨシノはまだまだといった感じでした。
3、4人のおばあちゃん達がバイクでやって来て、あれがきれいね、これがいいねと騒がしいです(いい意味で)。
さて、私は高校の頃文芸部に所属しており、いくつか小説や詩の製作に耽っておりました。
中学から高校にかけて、私は膨大な量の書籍を読破していて、語彙力や言い回しなどは同学年で右に出る者はいないと自負していましたね。
で、やはりかっこいい言葉や、知的な言葉で文章を書き連ねていたんですよ。今思えば、かなり痛々しくて、手元にある文集も読み直すのが怖いくらいです。
ただ、最近は少し物事を深く観察して、身の回りの自然を味わうことができるようになったんですよね。
たとえばこの桜です。
昔なら、『咲き誇る満開の桜』などと全体を捉えてぼんやりと書き下していました。
しかし今なら、この画像に映る花弁のシワや形容しがたい配色、雄蕊や雌蕊の一本一本に至るまで、それらすべてが美しく感じられます。
わたしにはもう小説は書けないなぁとつくづく思います。私の知っている言葉、いや、私の知らない言葉を駆使しても、私が全身に感じるこの感情は表現出来ない。そういう風に思ってしまうんです。
最近は写真として残すことで、より多くの情報を伝えたいと考えるようになりました。
それでも、この可憐な花が風に揺れる様、幹の強く鼻を刺す香りは画像では伝えられません。
このブログをお読みの皆様、ぜひこの季節、実際に桜を『体感』してみませんか。